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百日咳(ひゃくにちぜき)について

百日咳の流行にご注意ください

※大人からの感染拡大を防ぐため、ワクチン接種をご検討ください※

現在、日本国内で『百日咳』の報告数が増えています。
特に問題視されているのが、大人から子どもへの感染拡大です。

中高生や大人が気づかずに百日咳にかかり、赤ちゃんや高齢者へうつしてしまうケースが増えています。
そのため、思春期以降の予防接種(ブースター接種)が強く推奨されています。

 

▼百日咳とは?▼

百日咳は「百日せきこむ」ような激しい咳が特徴の細菌感染症です。
原因は百日咳菌という細菌で、飛沫感染(くしゃみ・咳)で広がります。

典型的な症状は、

・数週間以上続く咳(特に夜間に悪化)

・咳き込んだ後に「ヒューッ」という吸気音

・咳により嘔吐することも

乳児では命に関わる呼吸停止のリスク

 

▼なぜ大人の接種も推奨されているのか▼

2才まで三種混合ワクチン(もしくは四種混合)を接種しますが、その効果は10年程度で徐々に弱まります
そのため、思春期〜大人は再び百日咳にかかる可能性があります。

実際に乳児の百日咳感染の多くが家庭内での感染と報告されているので、お子さんの感染予防のためにも大人も三種混合ワクチンの接種することが推奨されています。

大人向けの三種混合ワクチンで「トリビック®(Tdapワクチン)」は、破傷風・ジフテリア・百日咳の3つの感染症を予防します。

トリビックの特徴

 ・中高生や大人のために開発されたワクチン効果は1回の接種で十分

 ・三種混合ワクチンを幼少期に打った方でも接種可能

接種をおすすめする方

該当者

理由

中高生(特に中1〜高3)

幼少期のワクチン効果が切れてくる年齢。集団生活での感染リスクが高い

子育て世代(20〜40代)

子どもへの感染予防。本人の咳が長引く原因が百日咳だったという例も多い

祖父母(高齢者)

高齢者も百日咳による合併症や重症化リスクあり

保育士・学校教職員・医療介護職

子ども・高齢者への感染を防ぐための「社会的責任ある予防」

接種のご案内

  • 対象年齢:15歳以上(中高生〜大人)
  • 接種回数:1回
  • 費用(自費診療):5500円(税込)
  • 副反応:軽度の腕の痛み、腫れ、だるさなどが一時的に出ることがあります

体調がよい時に、ぜひ接種をご検討ください。

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